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テニスの戦術の説明 ポーチの出方

7.ポーチに出よう
これまで、雁行陣の動きの基本をお話してきました。その中で大きなポイントは前衛はポイントゲッターであるので、後衛に返球するということです。

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大坂なおみ 世界No.1に導いた77の言葉

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後衛の役割は前衛にチャンスボールが来るようにチャンスメーカーとなるということです。相手が少し上手であれば、後衛が相手の後衛にクロスに返球するだけでは、ミスらずにいくらでもボールが返ってくるでしょう。 これから数回は、自分または相手のフォーメーションを崩してポイントする方法をお話します。 はじめはポーチ(poach:横取り)です。 どのようなタイミングでポーチに出るのが有効かというと相手がクロスにストロークを打とうとしていて、もうコースを変えられないタイミングです。(相手の不意をつかなければなりません。) 一番簡単なタイミングはある程度勢いのあるサーブ(例えばファーストサーブ)が入ったときです。特にセンターにサーブが入るとリターンのコースはあまり角度をつけられませんのでポーチに出るチャンスになります。ただし、あまり良いコースにサーブが入ったときにはロブがあがる可能性が高くなりますので注意が必要です。
基本中の基本ですが、前衛はポーチに出たらその場に残るのか、走り抜けて逆のサイドを守るかの判断をしなければなりません。後衛はその動きを見てその場に残るのか反対側に動いてカバーするのかを判断します。ポーチを打ったコースにもよるのですが、一歩二歩でポーチをした場合にはそのままの場所に残るのが懸命ですし(図7-1)、かなりがんばってまさに横取りした場合には走り抜けて逆側を守るようにします(図7-2)後衛はコレを見て逆サイドに動きカバーする必要があります。  ポーチに出た後のポジショニングはポーチを打った方向により変えなくてはならないのですが、コレについては次回お話しますのでお楽しみに!  

 

 

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